参院選投票したったぞ。投票先は民主党だ。
政権党時代のの民主党の情けなさといったらなかった。多くの人がそうだったろうが私も失望した。
だが、その後を継いで成立したのが、事もあろうに安倍政権である。
安倍を復活させるぐらいなら情けない民主党にもう少し頑張らせるほうが100倍マシというものだ。先の衆院選でもそう考えて、及ばずながらも民主党に投票したのだが、結果はこのとおりだ。案の定憲法改正して「家族が助け合う」ことを明記するなどと寝言をほざき始めた。
安倍とその取り巻きにあるのは、百害あって一利なしの懐古趣味だけだ。民主党に政権を取らせた時、みんなそのことに気づいていなかったのか? その後の数年で彼らのレベルが少しでも向上したと信じているのか? どうみても答えはノーだ。日本を「取り戻す」そうだが、昭和30年台の価値観を平成のこの世に復活させて何の意味があるか。
やはり、新勢力を鍛えなければダメなのである。そうなると、選択肢が乏しいのは残念ではあるが、民主党以外の選択肢は思い至らないのである。「みんな」も結局「つよいのもの」の味方でしかなさそうだし、維新の支離滅裂ぶりは論外である。社民党はもうトキ状態だ。かたち上生き残って入るが、よもや対抗勢力としての復活はもうあるまい。まだ共産党のほうがマシだが、どうも人材の多様性が窺えないのが気になる。
そこで民主党だが、菅さんとか鳩山とかはもちろんもうダメだ。しかしあの政党には40代から50代の若手に結構いいこと言っている人たちがいる。先の挫折から彼らが何かを学びとってくれていることを期待したいのである。
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