気がついたら、ブログを本格的に書くようになって10年が過ぎていた。
今はなき北国TVにアカウントを作って試運転を始めたのが2003年。2004年初頭には大分ペースがつかめてきて、最初に書いた「本格的な記事」がサンディエゴ旅行記であった。9回ものシリーズで同じ主題について書いたのは後にも先にもないはずである。なぜ盛り上がったかというと、このとき飛行機のトラブルで予定していた成田行きに乗れず、急遽ハワイに寄り道を余儀なくされるというハプニングがあったのであった。
このころ、docomoのケータイを持ってはいたが、アメリカ国内ではまだ利用できなかった。別行動をとっていた同僚に連絡をつけることができず、一人で心細く冒険したのである。今やケータイ一本で世界どこでも普通に通話ができるのだから隔世の感といえる。本当に何もセットアップがいらないのだよね。時計表示まで現地時間に自動的に切り替えて表示してくれるのだから。
さて、前後の記事を見ると、もうずいぶん忘れていたことがあることに気づく。そうかこのころ自衛隊の海外派遣が話題になっていたのだなとか。1月には「石丸電気」で福袋を買ったことを書いている。このころのつくばの石丸電気は飛ぶ鳥落とす勢いだったのだ。のちに福島原発事故の際に避難してきた人々の一時避難所になったりした国際会議場の脇に、5棟もの店舗を構える石丸電気街とでも言うべきものが構成されていたのだ。だが数年前に石丸電気の最後の店舗が閉鎖。一部を除いて建物は壊されて跡地は住宅地に変わっている。百ます計算論争も盛り上がっていた。遺伝子組み換え論争は10年たった今も全然レベルが変わっていないことに驚きを禁じ得ない。
やはりくだらないようなことでもとりあえずなにか書いておくというのは大事なことだと実感。ここのところモチベーションが高まらず当ブログは開店休業状態だが、身辺雑記でも地味に書いていきますかね。
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