マスコミのJRバッシングもここ数日ちょっと暴走ぎみだ。
http://www2.asahi.com/special/050425/OSK200505040032.html
同社によると、ボウリング大会は職場内の親睦(しんぼく)を図るために計画。大阪市東住吉区のボウリング場で、事故発生から約3時間後の4月25日午後0時半から約1時間半、催された。当時、現場の惨状がテレビなどで報じられていたが、社員からは中止を求める声は上がらず、2ゲームを楽しんだという。43人は休暇を取っていた。このうち少なくとも22人は大会終了後、近くの店で飲食をしていたという。だからなんだというのだ。JRの職員だってたまには息抜きしたいだろう。承認された休暇を消化することの何が問題なのか理解できない。飲食したのが罪悪であるとでも言わんばかりの最後の文にはさらに首をかしげる。JRの全職員は喪があけるまで断食してろとでも言うのだろうか?
確かに問題点を指摘して反省を迫ることは有意義だと思う。しかし、行きがけの駄賃で何でも糾弾すればいいと考えるのは馬鹿の所業だろう。批判は本質的な部分だけに集中するべきだ。ボウリングで人が死ぬか? 事故が誘発されるか? そんなはずはあるまい。件の報道からは、脈略もヘッタクレもなく、JRの関係者のくせに生意気だと、好機とばかりに「合法的に」いじめっ子の役を演じていい気になっている記者の思い上がりしか見えない。
本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2005-05-05)
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