つくばの夜はなかなか物騒。オヤジ狩りなども頻繁に起こる。
近所のワルガキどもが徒党を組んで強盗をやっているらしく、殴られて金品を奪われた大学院生などが後を絶たない素晴らしい都市、つくば。
筑波大など最近は警備会社と契約して制服ガードマンを常駐させている。彼らは構内を単にパトロールするだけでなく、宿舎方面に向かう学生たちを先導していたりする。この間ひさしぶりにキャンパスを訪ねてたまたまその光景を目撃しのけぞってしまった。まるで小学校の集団下校だ。しかし、入学直後の女子学生が他殺体で発見され、いまだ犯人の目星もつかないという事件が起こっている以上しょうがないのだ。
こういう状況が温存されている要因の一つとして古くから街灯の少なさが指摘されてきた。とにかくつくばの夜は文字通り暗く、東京などから転勤してきた人は一様に驚くことになる。
あと一月半でつくばエキスプレスが千葉・埼玉を経て秋葉原を結ぶことになり、市と警察当局はさらなる治安の悪化を懸念している。
そこでつくば中心部に最近新設されたのがこの写真のスーパー防犯灯だ。夜間に付近を照明することはもちろん、監視カメラ・回転灯・サイレンが付属しており、さらに警察直通のインターホンが設置されているのが特徴。今のところ個数は10基程度だが、おそらく増設の運びとなるだろう。
本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2005-06-12)
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