小学生の絵日記のごとく、時間をさかのぼった日記で申し訳ない。 13日のことだが、ふと山を見たくなり那須高原まで ドライブ。そこで 大丸温泉 に行ってきた。
ここでは小川を温泉のお湯が流れていて、せき止めてそのまま露天風呂としているのだ。
川の傾斜に沿って、混浴の浴槽(?)が三つ 作られていて、さらに上流に女性専用の露天風呂があるようだった。
登ったり降りたり岩に寝そべってぼけっと空を眺めたりしつつ一時間半もすごしてしまった。非常に快適だった。 ふだん一日中パソコンの画面をにらみつける生活を送っているだけに、「自然の風景」に飢えていたのだが、満喫できた。日帰り入浴1000円の価値は充分あった。
最近は温泉ブームで、あちこちの町や村で何千メートルとボーリングして温泉を掘り当て、ささやかな露天風呂などをあしらった「日帰り入浴施設」が増えている。一概に悪いとはいわないが、あれは温泉が本来そなえている化学的な恩恵はほとんど期待できないらしい。やはり、本場モノには勝てないのだ。
これから紅葉シーズンを迎え、さぞかしこのあたりも込み合うところであろう。しかしそのころにもう一度訪れたいものだ。今回天候が悪くて断念した茶臼岳も歩いてみたい。ずっと奥のほうにさらに別の温泉もあるらしいし。
一つだけ疑問。あれだけ人がいて 秘湯を名乗るのはありなのだろうか。
本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2003-09-13)
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