折り畳み式自転車の格安商品を見つけてしまった。
前から折り畳み式の自転車のことは気になっていた。これなら車に積んでどこにでも運べる。旅行に出かけた先で宿に車を止めて、ゆっくり周囲の情景を楽しみながら輪行というのも悪くない。このまえ草津温泉を訪れたが、泊まったのは湯畑などのある中心部ではなく、そこから徒歩15分ぐらいのところにある旅館であった。仮に自転車が使えていたとしたら、湯めぐりもさらに容易だったことだろう。
しかし、折り畳み自転車はそれなりに値が張るようなのだ。近くの販売店などを通るたびに見てみるが安いのでも4万円ぐらいだ。何気に触ってみたりはするものの、購入を決意するには至らなかった。
ところが今度見つけたプラタの通販サイトでは、なんと本体価格がわずかに6980円! それも、6段変速・リアサスペンション完備だという。ジャスコのママチャリだってこの値段では買えない。オプションの低反発サドル、LED式ライト、キャリングケースをつけても1万円だ。 この値段なら冒険してもいい感じである。購入ボタンを押した。
待つこと数日、この土曜日に現物がやっと届いた。
この写真のとおり、それほど広いとはいえない我が愛車(平成3年式マーチ)の荷室にも問題なく収まる。
外に出して組み立てたのがこの写真。組み立てといってもフレーム中央のジョイントを嵌めた後、ハンドルとサドルをそれぞれ伸ばして長さを調整するだけで、要領がわかれば60秒そこそこの作業だ。
第一印象は「やっぱり小さいな」。 サドルとハンドルは目いっぱい伸ばせるだけ伸ばしたところで固定した状態(上の写真)で、身長175cmの私にちょうど良い。これ以上大柄な人にはちょっとつらいだろう。ところで、説明書がひどくチープで、組み立て方法を示す図がへたくそすぎる。何を示しているのか読み取れない。おかげで自転車を折りたたむときのフレーム中央の留め金をはずす方法を見つけるのにずいぶん時間をかけてしまった。ここだけは文句をつけたい。ちなみにポイントは「レバーを押し上げて中央の心棒を上にずらす」であった。
早速試乗をと行きたかったが、今日の当地はあいにくの雨模様。明日以降におあずけである。
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本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2004-12-13)
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