いやはやgoogleがここまで盛り上がっているとは知らなかった。googleのホームページから「コンテンツを追加」を選ぶと、ホームページに組み込めるパーツのリストが出現する。お笑い系から糞マジメなものまで、数百もの多様なパーツがひしめいているのだ。medline(分子生物学系の学術論文データベース)の検索ツールなんていうのまであるのには驚いた。
これらをマウスでクリックして、ホームページ上でずるずる引きずりまわすだけで、自分のホームページを好きなように構築できるのである。
さて、まずはメールとスケジューラである。特にメールは昔も今もインターネットの基幹ツールである。最近わたしはメールを完全にgoogle mailに乗り換えた。高速なレスポンス、高度な検索性能、高度なスパム除け性能など、ほぼ全ての面でプロバイダ+メールソフトの組み合わせに勝っているのだ。というわけで、全ての情報をこれを中心に集めるのがリーズナブルだろう。かくしてgmailのアクセスツールが中央に位置している。
オンラインのスケジューラは昔から探し続けていて、いろいろ試用したものののどれもしっくりこなかったのだが、どうやらgoogle calendarに落ち着きそうである。
http://www.yamamoworks.net/cs/blogs/yamamo/archive/2006/07/18/google-calendar-mobile-gateway.aspx
で紹介されているサービスを使うと、同じスケジュールを携帯からも共用できる。画面メモをうまくつかうとユーザー名やパスワードの入力も省略できて便利である。
また、gmailとの連携が簡単なのも良い点だ。これにより、どこからでもとにかく予定の追加が可能になった。
面白いのが、countdownモジュールである。これは公開されているgoogle calendarの情報をよみとり「あと何日」を表示してくれるのである。公開ということで、日本の休日を集めたカレンダーを対象にセットしてみた。これで「もういくつ寝たらお正月」がいつでも分かるのである。
娯楽系のツールを二つ。
まずChimp-o-maticは、かの偉大なる米国ブッシュ大統領の名言集をアトランダムに表示してくれるツールである。残念ながら私の英語力ではどこが面白いのか今ひとつぴんとこないのが多いのが悲しいところである。専門から外れると私の英語力は極度に怪しくなってしまう。しかし米国居住経験などがあって日常生活英語もぺらぺらだという人には楽しめるのではないだろうか。
さいごにハングマンはポピュラーな単語当てゲームである。システムが英単語を一つ選ぶ。最初はその単語の文字数だけがユーザーに知れる。ユーザーはアルファベットを一文字づつ入力していきながらその単語が何かを当てるのだ。入力した文字が出題単語に含まれていると_OO__Eのように虫食い状態の単語が表示される。含まれていないと、画面上に縛り首にされた人間の絵が書き進められていく。絵が完成したらユーザーの負けでゲームオーバーである。
いやすばらしきかなweb2.0。
コメントする