ここまで嵌るとは思わなかった。結局すべての環境をご破算にしてしまったのだ。
セキュリティソフトの入れ替えがケチのつき初めだったことは先週書いた。
ノートンとGDATAのインストーラの相性が悪く、ノートンはいつまでもシステムに居座って
動こうとしないしインストーラrのほうも頑固一徹。
どうしてこう自分の都合のことしか考えない設計なのだろう。システムの安定を図るためのソフトのつくりがこうも自己中心的というのはどういうことなのか。こういう役割のソフトだからこそ、アプリケーションソフト以上に慎ましやかに動作するように作りこまれるべきではないのだろうか。ところが実際、こいつらは喧嘩しながら周り中のシステムを壊していきやがったのである。
なぜかInternet ExplorerでJavascriptが動作しなくなった。おかげでgmailがまったく使えない。入り口まではいけるがメールの一覧がまったくできずむなしく真っ白な画面が表示されるのみである。いまやプライベートメールは完全にgmail依存なのでこの状況は致命的であった。また、楽天ダウンローダも同じように真っ白状態になってしまった。他のソフトもいくつか挙動がおかしい。そして復元ポイントにはアクセスできない。
ここにいたり、もううんざりした私は、アプリケーションソフトとデータファイルを別のパソコンに移して、クリーンインストールしてしまうことにした。うまくいくかどうかわからない復旧の試みに時間を使う気になれない。
予備機のマウスコンピュータ製キューブパソコンに環境移行する。ここで役に立ったのは安心楽々引越しパック なる製品。LAN経由で旧パソコンのアプリケーションソフト群を丸ごと新パソコンに移動できるのだ。これは使ってみると非常に便利で感動すら覚える。例外的にシェアウェアがひとつ動作しなかったが、それ以外のソフトは全てノートパソコン上と同じようにキューブパソコンで使えるようになった。両パソコンでソフトを起動して1時間かそこら黙って待っているだけでいいのである。これはパソコンを新調する際にはぜひ一緒に買っておくとよい一品である。
かくてノートパソコンのCドライブは製品添付の復元DVDによって、見事に買ったときのままの姿に戻った。やっとwindowsアップデートモジュールだけはインストールした。
さて、セキュリティソフトはどうしたものか…。
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