二位に終わってしまう人々

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「一番」は大変だ。

http://www.nikkansports.com/sports/p-sp-tp0-20061210-128487.html

シンクロナイズドスイミングで日本が中国に歴史的敗北を喫した。(中略) これまではロシア、スペイン、フランスなど世界トップを目標としたが、今後、足元を見つめ直さなければ北京五輪のメダルは危うい。

フィギュアスケートの安藤美姫、マラソンの高橋尚子など、世界大会で二位をとって「二位に終わった」と報道される人々がいる。

わたしは「終わった」ってのはどういう含蓄なのかと考えてしまうのだ。安藤さんなんて見事な実績を残しているわけだが、先日の大会で優勝を逃した翌日の朝日新聞のコラムなど、まるで彼女の人生が終わりを迎えてしまったかのようなネガティブなコメントであった。安藤さんはまだ二十歳である。若干二十歳で世界の一位とか二位なのだ。十分すごいではないか。と私は思うが一位を取れなかった彼女は「終わった」人なのである。スポーツで常に一番を期待されている生活ってどうなんだろう。激しく余計なお世話ではあるが、本人たちは本当に幸せなんだろうか。


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このページは、kojidoiが2006年12月11日 00:12に書いたブログ記事です。

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