ケータイから即効で予定の有無を確認できる方法が判った。
google calendarの公開カレンダーからカレンダー設定を開くと、下のほうにHTMLと書かれたアイコンがある。ここをクリックすると得られるURLをケータイのブックマークに登録してしまえばよいのだ。
google mailとgoogle calendarは共に極めて使いやすく優れたシステムであるとつくづく感じる。webアプリというものへのイメージがこれで一変したといえる。検索性能、反応速度、機能、どれを考えても、もうパソコン上のローカルのメールソフトに戻る気はしないし、Outlookなど全ての点で大きく劣っており、これを常用するなど論外である。
しかしスケジューラについてはもう少しアクセスしやすくなれば便利なのだがとは感じていた。なにがいけないかというとパスワード認証がまだるっこしくてならないのだ。特にケータイからのアクセスが問題である。誰かと予定を打ち合わせるとき、紙の手帳のごとくぱっと予定を開いてみるということができないと厳しい。相手を放って、あの使いにくいテンキーでちまちまパスワードを打ちこむなどちょっと考えられない。
そもそも、たかがスケジューラ閲覧にいちいち認証が要るのか? いったいどこの世界の住人がそんな重要機密をスケジューリングしてるんだと私はかねがね疑問だった。
だいたいスケジューラなんてたいていは「ミーティング」とか「東京出張」とか本人以外にはよくわからない大雑把な見出しレベルのことしか書かないもの。微にいり細にいり細かな覚書を書き加えるような性質のものでは本来ない。そういうのは別途落書き帳を用意して行うべきものである。
したがって、スケジュールなど漏れたところで何の問題もありえないのである。これが「ありえる」と思えるなら、仕事の管理方法か、あるいは過度に神経質な自分の精神状態のどちらかを改善する必要があるだろう。
このような考え方は私だけのものではなかったようで、ちゃんと対応方法を考えている人は考えていたというわけだ。
おりしも、google mailは日本のケータイからのアクセスに正式対応となった。もはやサードパーティのゲートウェイに頼らなくてもよくなったのである。これでmailを通してカレンダーに速攻で予定を追加するシステムを何とか構築できれば、もうこの地上にgoogle calendarを超えるスケジューラなしということになるのだが。ここは今ひとつ工夫の余地が残されている。
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