田原総一朗の政財界「ここだけの話」によれば、各省庁とくに社会保険庁の官僚たちが保身のために肉を切らせて骨を絶つ作戦に走ったために安倍政権は危なくなっている。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070719_20th/
安倍政権がアホ政権なのは疑いようのない事実だが、それにしてもカネに纏わる騒動には確かに不自然なものもあった。年金問題は確かにふざけているが、あれは別に安倍の失策というわけではない。
マスコミが官僚にいいようにコントロールされて彼らの思惑どおりに踊っているのだとすれば次々「失点」が噴出するのも説明がつく。
安倍バッシングの真相がそうであったとしても、官僚・政治家の癒着、政治家と業界団体の癒着が今日の情勢にあわずさまざまな矛盾を露呈してきているのは明らかなのだから、もう旧来の自民党型政治を支持している場合でないとの結論に変わりはない。といって、強力な対案を提示してくれる政党も見当たらないのが苦しいところだが、とりあえず患部は摘出しなければならないだろう。すなわち自民党を敗北させて安倍およびその取り巻きのアナクロ保守どもを(政治的に)抹殺することが参院選の至上命題だ。
とりあえずそれには民主党にがんばってもらうしかない。その上でさらなる政界再編を切に望む。呉越同舟ではいけない。ジェンダーフリーという言葉に過激に反応するようなタイプの輩にはやはり出て行ってもらわなければ。
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