窓から鶴見川が一望できるなかなかのロケーションに、古いが良い物件を見つけることができた。築年数は36年と古いが、リフォーム済みで問題ない。
もとは不動産とは関係ない仕事を手掛ける会社の社宅だったようだ。社宅としては不要となり、これを貸し物件として副業で不動産屋を始めたのだという。
父親が社員で幼いころここに住んでいたという人がその子会社の社長をやっているのである。その社長自ら部屋に案内してくれ「ここに2段ベットを置いて、弟と二人で寝てたんですよ!」などという。
人生はいろいろだ。
「昔は臭かったですがね、今は周辺施設も改良されて全然問題ありません。日当たりも最高でいいとこですよ!」
これはビジネストークだけではないと思えた。たしかに日当たり・風通しは最高、ゴミゴミした狭い所に我慢して住まざるをえまいと覚悟していたのに、むしろ今の住みかより広くて明るく住み心地がよさそうな部屋に、(職場のサポートもあり)現在とさほど違わない出費で生活できそうなのである。
荷物の運びいれは25日と決まった。
ただし残務処理のため末日までは筑波との二重生活となる。
写真はJR鶴見駅と京急鶴見駅の間を通る小道。立て看板によれば、これこそが旧東海道らしい。
拠点移動まで、あと10日。
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