自民党は保守という共通点でまとまっているが、民主党は旧社会党系から極右までいる呉越同舟団体だ。政権交代が現実味を帯びた今、民主党が保守を脱皮できるかどうかが問われるところだ。
自民党のドタバタを見ていると、つくづくこの党は「老人」の集まりだなと思う。タレント知事を人寄せパンダにと考えた古賀などは老人の典型と言えるだろう。
時代は、良くも悪くも変わってしまったのだ。50年代の価値観が通用しなくなっていることを要約多くの人が肌身で感じ始めている。この期に及んで石原Jrのように自民党は「保守」でまとまっているからいいんだなんて言っているようでは、もうどうしようもない。
だが、民主党とて絶対的な救世主というわけではない。少なくとも自民党よりはましだろうという消去法的・消極的相対評価でとりあえず支持を得ているのだということをゆめゆめ忘れないでもらいたいものだ。
ひとつ気になるのが、公約に夫婦別姓明記を見送ったというニュース。朝日新聞によれば
ある幹部は「これまでは野党だから(否決前提に)提出できた」と説明したという。
だとすればずいぶん民主主義というものをなめたものではないか。この「ある幹部」のようなのをいかにして排除していくかが民主党の行く末を決めるのだ。民主党内にはふじすえさんみたいに真っ当なことを考えている人もいるわけで、頑張って存在感を見せてもらいたい。
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