アホな消費団体が大声出すものだから、日本において遺伝子組み替え食品は なかなか市場に出られないで居る。ところが北海道の或る企業が、 遺伝子組み替えダイズ使用を堂々とうたっての納豆の生産/販売を始めた。
これは画期的で喜ばしいニュースである。
遺伝子組み替え食品反対を標榜する某団体の出鱈目振りを 糾弾する文章を公表しなくちゃならんなと考えていたところに、 これはたいへん面白いニュースが来たものだ。なのでこっちを先に 紹介する。
この勇気あるベンチャー企業の名前はA-HitBio。URLは http://www.a-hitbio.com
遺伝子組み替え食品は、どんな遺伝子をどこに入れたのがはっきりしている。 従来の偶然性に頼った交配よりもはるかに正確にだ。その分、安全性検証の 手順が立てやすいのも当然だということがわかるはずだ。 もちろん100%安全をうたうことは困難だ。だが、それは有機栽培のトマトだろうが 春の山にわけいって採集してきたウドの芽だろうが、同じ事なのである。
嘆かわしくも、その道理が通らないのが、今の日本なのである。政治の世界でも農業の世界でも、智慧が足りないくせに声だけがでかい奴らが無理を通して道理を引っ込めさせている。
A-HitBioは、そこに風穴を開けようとしている。北海道民はこの企業の 敢闘精神を誇りに思うべし。
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- 有機農法にまつわる宗教というかオカルト?
- 「食べもの あれやこれや」より
- 食・環境・政治…ひとりごと
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本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2003-11-29)
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