朝日新聞のコラム、 「日本@世界」
で、イラク派兵問題で逡巡する日韓両国の事情を総括している。
共に対米関係の重視を政府が考えていることは共通だが、派兵反対層と派兵賛成層の中身は、日韓で正反対といっていい状況のようだ。
正式な軍隊を持ち、いまだに徴兵制を維持する韓国と、建前上軍隊はないことになっている日本の違いも無視できない。おそらく韓国国民にとって「軍隊」は我々日本人にとっての自衛隊より遥かに身近な存在。派兵に反対しているのは若者が中心であるというから、徴兵によって軍隊の「今」を知ってた上での反対だ。
さて、仮に今の日本においてだ、「国民皆自衛隊体験入隊の義務化」なんてのがあったとしたらどうだっただろう。 それでも派遣賛成派の一部の勇ましい方々は「自衛隊がイラクに行くのは当然、自衛隊は志願制なんだから、嫌なら辞職すれば?」と言い放っていられただろうか?
http://ch.kitaguni.tv/u/1023/%bb%fe%bb%f6%a1%f5%bc%d2%b2%f1%cc%e4%c2%ea/0000033791.html
本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2003-12-23)
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