我がマーフィーの法則:正月が近づくとパソコンは壊れる

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予定では今日中に年賀状の印刷は終わっているはずだった。楽勝のはずだった。

現実は、印刷ソフトのインストールさえ、これからだ。

事務的な作業は、2年前に中古で買ったNECのノートパソコンの担当となっている。こいつはたまにハングアップもしたが、まあ致命的といえる頻度ではなく、window MEならこんなものでしょってなもんだった。

ところがここへきて、この野郎の内部環境はフセイン逮捕後のイラクのように 急速に混迷を極めてきたのだった。

まず、タッチパットがサボタージュを起こし始めた。ボタンもパッドも全く反応しない。コンパネをみると黄色い「!」がでていて、デバイスドライバを更新しろとか表示されている。この作り付けのハードウェアに対して何かを追加設定する必要はないはずなのだが、念のためと更新を試みると、「ドライバは最新です」とにべもないのだった。この矛盾に満ちた返答を当局はどう説明してくれるのだろうか。

次に、プリンタに受け付けてもらえなくなった。プリンタは別のwindows2000マシンに繋がっていて、これを共有設定し、LANを経由して使っている。プリンタ本体とそのホストたる2000機に問題は見当たらなず、LANそのものも生きていてファイルの共有もOKなのに、なぜか印刷だけができない。何者かの陰謀の匂いがする。

そのうち、ノートンアンチウィルスが「データベースの更新ができない」と 不平を言い出した。できないとは何事か。インターネットには繋がっているし、現に昨日までは問題なかったではないか。さっさと更新しろとリターンキーを叩きつけたら、OSを巻き込んで自爆テロを敢行しおった。

ノートンは1年の契約期間がもうすぐ終わろうかというところだったので、もうアンインストールし、トレンドマイクロのウィルスバスターを買ってきてインストールした。LANとプリンタの件はかなり粘ってみたが結局解決方法を見出せない。

結局、泥沼化したノートパソコンから撤退することにした。win2000機に急遽年賀状作成用環境を作ることにさっき決めた。こいつはCD作成やTV録画が主任務なので、あまり余計なソフトを入れてHDDを圧迫したくなかったのだが。

だがいずれにせよ今日(明日になってしまったが)はもううんざりだ。日記を書いて酒を飲んで風呂に入って寝ることにした。

思えば2年前の大晦日。年賀状の原稿を作り上げ、さて清書! というところでハングアップした当時の主力DELLマシンは、そのまま永久に再起動することはなかった。すばらしいタイミングで、マザーボードがいかれたようなのだった。そのときも別マシンの急造環境での年賀状作成を余儀なくされたが、大変な思いをした。去年も何かあった。忘れたけど。


本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2003-12-29)

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このページは、kojidoiが2003年12月29日 00:00に書いたブログ記事です。

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