ブッシュ政権の行く末と、それに伴う日本の戦略の妥当性について、小泉氏や支持者はどう考えているのか。ちゃんと責任とってくれるんだろうな?
これまた別のblog経由で知った記事だが、
いやー泣かせます。ついに政権中枢部にも火の手が回ったわけである。 ブッシュはもうダメ。 これはもう確定だろう。 自衛隊派遣問題もこれを踏まえて考える必要がある。
自衛隊派遣賛成派のコメントを見ると、趣旨は大体つぎの二つに集約できる。
- 日本の国益のためにはアメリカ様の機嫌を損ねてはならない
- 自衛隊は平和維持のために活動するのだ。その平和維持活動を批判することじたいナンセンスだ!
問題は、その現実(論者によっては国際政治の本質などと大上段に構える奴もいるが)認識が正しいかどうかだ。具体的には
- ブッシュ=アメリカなのか?
- 日本がなけなしの「誠意」を見せたところで、先方がそれを受け付けてくれる見込みが本当にあるのか?
そして、すくなくとも第一点については派遣賛成派の論拠は崩壊したと断言してよかろう。
第2点についても、そもそも今回の派遣は日米安保の趣旨にすら反しているという指摘があるし( http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/index.html へのコメント参照)、 また、大統領が変わればそのへんの「めでたき覚え」も、人事刷新に伴いキャンセルされるだけではないか。
平和維持うんぬんについては機会があれば別のエントリーに書こうと思う。だがほんとうに「役に立っている」のか、もっといえば日本人が勝手に「役に立っている」と思い込んでいるだけで、実は「大きな親切余計なお世話」ってことになってはいないかということを厳しくチェックする必要があるとだけは主張しておこう。
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本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2004-02-07)
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