いいかげん、馬鹿みたいなことに手間をかけるのはやめたらどうか。
http://www.asahi.com/national/update/0317/008.html?2004
どちらの側も表層的な形式に拘りすぎ。
これに対し、都教委には「国旗国歌を尊重する気持ちが育っていない。教員の偏った指導や言動が影響を与えている」という意見が強い。あんなものは、しょせん布切れと歌に過ぎない。そんなものを崇め奉ることを強制してみたところで、愛国心などに繋がるものか。逆に、日の丸を禁じてみたところでおかしな右翼思想が根絶できるとも思えない。
これは想像だが、両陣営とも、一部の声の大きい委員の声に全体が押し切られているのだろう。大学時代おせわになったある教授の台詞を私は思い出す。いわく、
「集団の方針というものは、そこに所属するメンバーの中で一番馬鹿な奴の水準にあうように作られるんだよ」特に現場の先生たちには、もっと本質的な考察を掘り下げて欲しい。 新しい歴史教科書を作る会のような、病的な団体が何故支持を受けるのか? なぜ自衛隊はイラクに行くことになってしまったのか? それには、国を愛するとは何なのか? そもそも国とは何か? という思索が必要だし、社会心理学などの知見も学ぶ必要があると思う。
本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2004-03-18)
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