小泉首相「国民にテロと戦う覚悟ある」 

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あなたの覚悟の程はよく判った。潔い姿勢だといっていいかもしれない。 しかし、頼むから一人で死んでくれ。関係ない人間を巻き込まないでくれ。

http://www.asahi.com/politics/update/0319/010.html

日本国民にテロと戦う覚悟があると思うかとの質問には、「あると思う。だからこそ、小泉内閣を支持してくれていると思うし、イラクの今の自衛隊の活躍に理解を示してくれているんじゃないか」と自信を示した。
派遣賛成派はいくつかの世論調査で50%をきっているんですがねえ。 もっとも日経は賛成派がわずか1パーセント上回ったことをもって「理解が進んだ」などと我田引水な解釈をしているが。

小泉さん、福田さん、川口さん、および小泉政権支持者の皆さん。

あなたがたがイラク戦争支援を意気に感じるのは自由だ。だが、その責任は自分たちで取ってもらいたい。わたしはなにより自分が平凡無事に生きることを優先したい。

そんな身勝手が許されるかとあなた方は言いたいであろう。

だが、人間もまた他の全ての生物同様、自分の都合を最優先にして生き延びようとする存在である。それが自然な姿というものである。少なくともテロ撲滅のための人柱にされるのは御免である。

実際、スペインを見よ。韓国やポーランドを見よ。シビアに状況を見ている。どこかの能天気な人々とは大違いだ。

周り中がクールにイラクから距離を保とうとしている中、親分と少数の取り巻きだけが離れたところで空騒ぎを続けているのが今のイラク戦争。テロをなくすべきだという点は少なくとも正論であることは確かだから、表面的にはみなさん拍手してくれるかもしれない。先日のアナン氏のようにね。だが、それは心からの賞賛を伴ったものではありえない。これで世界の中での地位が向上するだろうなどと打算をするのはかなりのご都合主義で痛々しい。

私はそんな痛々しい人たちの仲間入りはしたくない。非国民ですか? そうかもしれないが、だったとしても私としては痛くも痒くもない。

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本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2004-03-19)

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このページは、kojidoiが2004年3月19日 00:00に書いたブログ記事です。

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