テレビ局の番組編成担当者ってのはどうしてこう馬鹿なのかね?
今フジテレビで女子バレーの日本イタリア戦を見ていたのだが、 突然中断されて曽我ひとみさんのニュースに切り替わってしまった。
そんなの何処に緊急性があるわけ? 2−3時間あとのニュースの時間で充分だろうが。あるいはニュース速報の字幕で。 そもそも、あの家族の再開タイミングは何日も前にわかっていたこと。しらじらしく「予定を変更」などするんじゃないっての。
これも9・11の弊害だな。
あのとき、あらゆる放送局が定期番組を停止して夜通し実況中継をやっていたが、あきらかに、それ以降「急な番組の中断」が増えたように思う。プロ野球で優勝チームが決まったとか、天皇家に赤ん坊が生まれたとか、なんら緊急性も公共性もない詰まらないニュースで簡単に番組を停止するようになったのだ。
思わせぶりな「臨時ニュース」を乱発することで、なにか大層な情報発信の采配を自分がふるっているのだという陶酔感に担当者が浸ってしまってるんじゃないのか?
つまらないオヤジギャグを繰り出して一人で笑っている人を見ているようで、とても痛々しい。そうでなくてもビデオなどの競合メディアがひしめく昨今、新聞やEPGの番組編成表も当てにならないということになったらそのうち誰もテレビなど見なくなってしまうぞ。 路頭に迷いたくなければ、担当者はもう少し冷静に頭を使ったほうがいいのではないだろうか。臨時ニュースは、津波が来たとか右翼がクーデターを起こしたとか旅客機が都庁に突っ込んだとか、そんなときだけにして欲しい。
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本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2004-07-09)
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