突然「加害者」になる恐怖

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あえてどれとは明言しないが、最近ここ北国でみた二つの事例を見てつらつら考えたことである。

そのふたつの事例は、二人のブロガーが当事者となるやり取りであり、概ね次のような軌跡を辿っている。

  1. A氏がB氏のエントリーに何気なくコメントを残す(第三者的には特にこれといって問題を感じさせない極フツーのコメント)。
  2. そのエントリーの何らかの要素がB氏の琴線に触れ、B氏は激烈な感情的反応を惹き起こす。
  3. B氏はコメントを書き込む。もしくはエントリーを立てる。その中でA氏のコメントがいかに自分にとって受け入れがたく許しがたいものであるかを力説し、A氏を激烈に非難し、あるいは謝罪やコメントの取り消しを要求する。しかしその力説部分をいくら読み返しても、第三者には(そしてA氏にも)、何がB氏の琴線に触れたのかは依然として理解困難。
こういう場合にA氏がとりうる「正しい」対処とはなんだろう?
  • ひたすら無視。
  • とりあえず謝る。
  • 売られた喧嘩は買う。
  • 公権力に頼る(アカウント削除などを申し立てる)。
  • すべての足跡を消し去り、当該サイトから蒸発する。
コメント一つつけるのも大変な作業ではあるのだと実感させられた。

本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2004-08-11)

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このページは、kojidoiが2004年8月11日 00:00に書いたブログ記事です。

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