さきほど北海道におけるGMO問題について書いたばかりだが、asahi.comにそれに関連する興味深いニュースが掲載されていた。
http://www.asahi.com/national/update/1002/001.html
北海道長沼町の畑作農家「西南農場」が来年から遺伝子組み換え(GM)大豆を本格的に栽培する準備を進めていることが1日、分かった。農水省によると、国内で販売用にGM大豆を育てた例は確認されていない。ついに来るべきときが来た。GMに慎重だったヨーロッパでも数ヶ月前正式にGMO栽培のゴーサインがでたということだったが、日本でもその機運は少しづつ高まってきているということであろうか。ぜひそうであって欲しいと思う。生産効率をあげ、生産コストを下げて売値も下げる。国民は給料が安くなってもおマンマを安心して食えるようになる。これはいいことなのであり、それを実現する有力手段である遺伝子組み替えは推進されるべきなのだ。
今回の大豆は国の認定を受けた品種で法的な問題はないが、北海道は来年にも条例を制定し、GM作物の栽培を規制する方針で、農家に対して計画の撤回を求める。
北海道・道産食品安全室は「GM作物は消費者に完全に受け入れられているとは言えず、北海道産大豆の商品価値に悪影響を与える恐れがあり、栽培中止を求めたい」としている。まったくふざけた連中だ。何の権限があってそんな干渉をするのか。条例制定後ならともかく、なんら法的根拠もなく農家に作物の栽培を止めさせるようとは、いったい法というものをどう考えているのか。
宮井さんは「国がすでに安全性を認めた品種で、栽培をやめるつもりはない」と話す。当然であろう。私は断然宮井さんを応援する!
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本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2004-10-02)
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