試用を始めて2週間を経た現時点での感想を言えば、「いくつか不可解な仕様があるが、まあ概ね満足」。
以前に書いたが、あまりのspamの山にうんざりした私は最近ではまずwebメール機能によってメールのチェックをし、2週間に一回、手許のパソコンにダウンロードしてきて保存というパターンを採用していた。
Niftyのベイジアンフィルターが英語スパムを軒並み水際で阻止してくれることもあり、あとで大汗かいてゴミメールを掃除していくという手間がある程度は軽減できたのだが、まだ問題もあった。
- 問題1 Niftyはメールを2週間しか保存しておいてくれない。
- 問題2 Niftyのspamフィルターは英語スパムには強いが、日本語スパムをちっとも学習してくれない。
- niftyからgooへ、メール自動転送を設定しておく。
- 保存はgooがわに全面的に頼る。
- gooにも迷惑メールを自動判定する機能がある。怪しいとgooのシステムが見なしたメールは自動的に「迷惑メール」フォルダに隔離される。スパム判断アルゴリズムの詳細は不明だが、日本語スパムの検出力は少なくともniftyのそれよりは優れている。
- メール中にURLが書かれているとそこがマウスでクリック可なハイパーリンクに自動的に置き換わるのは、いまどきのメールソフトでは基本的な機能であろう。gooメールも当然そうなっているのだが、不完全な部分がある。中途にクエスチョンマークを含むURLだと、そこをURLの終端と見なしてしまうのだ。実際には?の後ろにユーザー名などの重要な情報を滑り込ませてあるURLが多く、これらが正しくクリッカブルにならないのはとても不便。
本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2005-02-06)
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