文字通り衝撃の結末

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1週間ほど旅行で家を空けていた。本日(19日)夜帰宅した私を待っていた悲劇とは。

震度5弱の地震が 起こっていたことは旅先でwebを見て知っていた。 が、この程度の地震ならつくばではそう珍しくはない。 今回も帰宅するまで、そんなニュースのことさえ忘れていた。

ところがだ。

玄関を空けたとたん飛び込んできたのは、 この 衝撃の光景

今回は流しの上に組んでいた「突っ張り棚」方式の食器棚が衝撃でずれ、上に載っていた皿などが全部廊下にぶちまけられていた。

冷蔵庫の上においていたオーブントースターが落下し、電源ケーブル一本で中づりに。(写真、下の矢印)

居室の中も散々。ラックの上に設置してあったDVDプレーヤがラックから飛び出し、これも電源ケーブル一本でラックの前に宙吊りに。さらにラックの上においてあったCDケースと段ボール箱が落下、当然中身は床中にぶちまけられていた。

だがそんなことよりぞっとしたのが、電気ヒーターの件だ。 写真の上側の矢印が指しているのがハロゲンヒーター。扇風機のような筐体にヒーターが組み込まれた最近良く見かけるやつを置いておいたのだが、驚愕すべきことに、その電源が入り、さらにそこに段ボール箱が落下してヒーターとラックの間に引っかかっているではないか! 一歩間違えば火災が起こっていた。

粗忽な私だが、ストーブをつけたまま旅に出たなどということは断じてありえない。

このストーブはつまみを回すことで電源断−400W−800Wと切り替えられるのだが、私は800Wの選択は決してしない。ところが今回は800Wの状態で点灯していたのだ。衝撃で何かがストーブに落下した際に衝撃でつまみが回ってスイッチが入ったとする以外、解釈のしようがないのだ。それにしても、地震が起こってから2.5日間もの間、無人の部屋をがんがん暖め続けていたというのか?

そんなわけで、12時間の空の旅でえーかげん疲れているというのに、部屋の(最低限の)片づけを済ませるまでに1時間を費やした。落下したCDケースのひとつが原型をとどめぬまでに分解して使い物にならなくなっており、食器棚から落ちた丼鉢とパイレックスのグラタン皿がお釈迦になった。

それにしても震度5の地震はちょっと前にも一度あったのだが、そのときは何も問題は起きなかったのだ。今回、DVDプレーヤのような重いものまでがラックから飛び出している状況を見ると、少なくとも私の居住地は震度5弱よりはよほど強くゆれたのだと推察される。

とりあえず教訓。ストーブを使わないときは、コードから抜いておく習慣をつけましょう。


本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2005-02-20)

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このページは、kojidoiが2005年2月20日 00:00に書いたブログ記事です。

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