amazonが運営する古書売買仲介システムがamazonマーケットプレイス。読まなくなった本を少しづつ売りに出してみているのだが、これはなかなかいいシステムかもしれない。
先日の地震騒動以来、これは本気で部屋の整理をしなければと思い始めている。それには、まず部屋にある余計なものを処分していかなければ始まらない。まったく、改めて見回してみると、余計なものが多すぎるのだ。
特に、雑誌・本の類はちょっと面白そうだと感じると後先考えずに買ってしまうので、いつのまにか本棚はあふれ、トイレの前とかの微妙なスペースを占有し、さらには通路スペースを侵食しという調子で、部屋を雑然とさせる主要因となっている。
といって、古本屋は敷居が高く、あまり足を運ぶ気になれなかった。
そこで思い出したのがマーケットプレイスだった。実はかなり前からこここを利用して時々買い物してはいた。なにしろ最近は新書の回転が速すぎてあっという間に在庫がなくなってしまう。2-3年前に出版されたらしいあの本が欲しい、となっても本屋にはないことが多いが、amazonマーケットプレイスに来るとかなりの確率で売りに出ているのを見つけることができる。強い見方である。
ところが、ここが古本の個人売買(実はプロの業者も居るようだけど)スペースだという認識を私が持ったのはつい最近だったりする。そして、ここらで売り手の立場に回ってみようかと思い立ったのは一ヶ月前のこと。そのときは試験的に2冊ほど売ってみただけだったが、今度はまとめて10冊を出品、さらにDVDとパソコンソフトも売りに出してみた。今後も少しづつ出品数を増やしていく予定だ。
これまで5品が売れた。気付いた傾向として、インターネット関係のハウツー本はすぐに買い手がつくようだ。とくにブログやアフィリエイトやネットビジネス系の本は食いつきが早かった。まあマーケットプレイスなんか覗くような人種はもともとインターネットを使った小遣い稼ぎみたいなのには大いに興味がある人たちなのであろう。
一方、小説の文庫本や科学系の入門書も出しているが、いまのところ買い手は付かない。
以前、ダブって買ってしまった未開封のDVDビデオを近所の中古ソフト屋にもっていったら、500円でしか買ってくれなかった。X-menというそれなりに有名な映画で、初回限定おまけつきだったにも関わらずだ。それを考えるとマーケットプレイスはずいぶん歩合がいい。価格は売り手の一存で決められる所がいい。確実な収入を狙って最安値をつけるもよし、専門性の高い(商売敵が少ない)商品であれば、売れればラッキーということで強気な価格をつけてみてもよし。さてどうなることやら。
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本エントリーの初出:チャンネル北国TV (2005-03-13)
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