すごいブログを見つけてしまった。ほとんど脅迫状。しかもこれを運営しているのは、ご近所の誰かさんらしい。
つくば市も最近はマンションが方々で建ち始め、住民の反対運動も起こっていることは知っていたが、ここまで激化しているとは思わなかった。
ある人に言わせるとつくば市の二ノ宮地区は「つくば市のビバリーヒルズ」なんだそうで、たしかにコジャレた住宅も多く立ち並んでいる場所だ。そこに8階建てのマンションを立てる計画があるというので一部の住民が大反対運動を繰り広げているわけだ。
しかしこれどうよ。
http://mitsuma.cocolog-nifty.com/2miya/2007/11/post_0f9d.html
マンションによる日照障害や風害に対して訴訟を起こした場合、マンションの所有者である購入者自身が被告となります。
周辺の状況を知らないからこんなコメントが出来るわけで、近隣住民はけしてこのような人間を許しませんし、とりあえす被告になってもらいます。周辺住民から冷ややかな目で見られながら、学校では子供がいじめられながら、細々と暮らしていけばよいと思います。
こんな脅迫がなんになる。このブログを見に来た人間がこれをみて主張に共感してくれると思っているのだろうか? 挑発的なコメントをみて頭に血を上らせたのかもしれないが、このブログが見出しに謳うように「住民不在のマンション開発がいかに住環境を破壊するかを訴える!住民による街づくりの必要性を世に問う! 」ためのものなのなら、ちょっと根本的な反省が必要ではないかな。
ブログの中でも紹介されている立看板はさらにすごいぞ。
http://mitsuma.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/dsc04063_3.jpg
こんな恩着せがましい脅迫にはなかなかお目にかかれるものではない。実はこの看板が立っている場所を実際に見てきたのだが、この看板は少なくとも2箇所に設置され、さらに同じ文面を張り紙にしたものも近所に何枚か掲げられているのだ。こんなものを平気で林立させる感覚の持ち主が巣くっていることのほうがマンションなどよりよほど住環境に悪影響を及ぼしそうである。
そもそも彼らの主張の根拠がよくわからない。なにが彼らをここまで強硬な言動に駆り立てるのか?
彼らは低層マンションと戸建住宅がこの土地にふさわしいというのだが、何をもって「ふさわしい」とか決め付けているのか。この地は、もともと田んぼと林地だったところが学園都市の建設に合わせて市街化されたのだ。歴史はせいぜい20年かそこらであり、また住宅の多くがここ10年以内に新築されたものである。そんな「新」住民の分際で「ふさわしい町並み」とやらを一方的に決め付けていいのかね? しかも問題のマンション建設予定地からわずか徒歩5分ほどのところには10年以上前から12階建てのでかいマンションが聳え立っているんですけど。かれらの論法からいけば、この地の住環境はすでに破壊済みってことになるのではないのかね?
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