1. いつのまにかGoogleグループが進化している。
2. gmailのスパム判定が妙に辛くなってきて非スパムをスパム扱いする頻度が増えてきた。
1.
googleグループ自体はずいぶん前からあったが、前のはスレッド判定がろくに出来ない出来の悪いネットニュースフィーダーに過ぎず、ちょっと使い物にはならなかった。
ところが、最近perlのMLがfreeMLからgoogleグループに移行するという話になって、久しぶりにgoogleグループを見てみたら、みごとにメーリングリストサービスに変貌しているではないか。またひとつgoogleの魅力が増した。検索性能の強力さは折り紙つきだけに、今後は情報の蓄積が尊ばれる技術系のMLはyahooに代わってこぞってgoogleグループ上に新設されていくことになるのではないだろうか。
まだネットニュースの購読もできるようになっているようだが…ひさしぶりにfjを見に行って心底愕然とした。いまやsci系のニュースグループさえもゴミタメ状態。しかもいつのまにか嘗てのネットニュースの雄、京都大学がネットニュースから撤退してしまったらしい。まあ当然だな。あんなゴミの転送や保全に貴重な計算機および人的資源を投入するのは、国費の無駄遣いであり、国民への背信行為ですらある。管理委員会も後継者が出ないでいるようだ。もういいかげんfj自体をつぶしてしまうべきタイミングなのではないか。もっと早い段階で柔軟な発想に基づく改革案を打ち出しておけば、今なお無二の知的財産の宝庫として機能しえていたであろうに、まったく残念なことである。改革の志をもっていた人もいないわけではなかったのに、変な顔役のセンセイたちがみんな叩き潰してしまったのが元凶だ。T大のS氏とか、K大のT氏とか、万死に値すると思う。
2.
gmailのスパム除去機能はかなり賢く出来ていると感心していた。ところがここ最近ちょっと様子がおかしい。
yahooのメーリングリストにいくつか加入しているのだが、2-3ヶ月前から急にこれらのML経由の記事を軒並みスパム扱いし始めたのである。
個人メールなら差出人をコンタクトリストに登録しておくことで誤判定を防げるが、MLは差出人が不特定多数となるためこれでは対処できない。フィルター設定でのラベリングも駄目。メールはフィルター処理に掛けられる前にスパムフォルダーに放り投げられてしまうからだ。とりあえずスパムフォルダを頻繁に除くようにするしか対処法がないのだが、これではせっかくのスパム除けシステムも価値半減である。
世の中なかなか理想通りには行かないものである。
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