こういう措置になるわけだが、私はなぜこのような対処に誰も疑問を感じないのかが不思議でしょうがない。
http://www.asahi.com/national/update/1005/TKY200810050142.html
俳優の加勢大周容疑者(38)=本名・川本伸博=が覚せい剤取締法違反(所持)などの疑いで現行犯逮捕された事件で、CBC(本社名古屋市)は5日、同容疑者が出演している同社制作のTBS系昼ドラマ「キッパリ!!」の打ち切りを決めた。6日から、前作の「キッパリ!」を再放送する。
こういうシキタリのおかげで、以下のようなチグハグな事態も起こる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9#.E4.B8.BB.E6.BC.94.E4.BF.B3.E5.84.AA.E9.80.AE.E6.8D.95.E3.81.A8.E3.81.9D.E3.81.AE.E5.BD.B1.E9.9F.BF
なぜこのような理不尽な関連づけがまかり通るのか。
ドラマはドラマだ。出演者は出演者だ。前者の価値は後者の個人的な資質や履歴とは関係ないはず。このような放送中止が妥当なら、それを支持する者は名作との評価の定まっている文学作品のかなりのものを読む資格がないことになると思うのだがね。
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