アルファベットで数字を表わすのがローマ数字というものなのだ。ところがフォントセットを作った技術者たちが何を勘違いしたのか、環境依存のローマ数字自体をフォントセット内に特別に用意してしまったのが混乱のもと。この仕様を鵜呑みにしたユーザが何も考えずに「環境依存のローマ数字」を使いまくる。むしろそちらの方こそ正しいと思い込んでいるから始末に悪い。
天下の朝日新聞もこんなおかしなことをする。
http://www.asahi.com/culture/update/1018/TKY200810180193.html
最後に、オープニング作品「レッドクリフPart●(●=ローマ数字の1)」のジョン・ウー監督や出演のトニー・レオンさんや金城武さんとともに、麻生首相が登場。
これはもちろん
最後に、オープニング作品「レッドクリフPart I」のジョン・ウー監督や出演のトニー・レオンさんや金城武さんとともに、麻生首相が登場。
とするのが正しい。
詳しくは銀狐さんのエントリーを参照されたし。こういう馬鹿くさい混乱は地道な啓蒙で解決を図るしかあるまい。本当は経産省あたりの下部組織できちんと広報してくれればいいのだが、その経産省も正しく理解しているのか怪しいところが悲劇である。
コメントする