わがマンションの室内灯を今話題のLED電球に置き換えてみた顛末。
わがマンションは築30年もの。作りはしっかりしているし家賃も相場よりは安く、ロケーションもいいので大変気に入ってるのだが、いかんせん設計の古い部分がある。
ダイニングキッチンの照明がそのひとつだ。
いまどきの天井灯は、たいてい「引っ掛けシーリング」というもので天井につけるようになっている。製品のバラエティも豊富で、好きなものに簡単に付け替えできる。ところが、うちのダイニングキッチンときたら、20w蛍光灯2本の照明器具が天井に直付けである。部屋の広さの割りには非力であり、しかもチラツク。壁のスイッチでしかオンオフできないので夜に入室するときなどに不便。
そこで、思い切ってLED電球に置き換えてみた。といっても賃貸だから電気工事をしたり壁や天井に穴を開けるわけにはいかない。
古い建物、しかも最初は別の目的で建てられたうちのような物件は、このように不便な点もあるが、そこを工夫で乗り越えるのも楽しいものだ。建物の構造の都合上、ダイニングキッチンの天井に梁が走っていることを利用し、突っ張り棒を設置して、ここに電球をぶら下げることにした。電源は壁のコンセントからテーブルタップを介して取る。
電球は三つ使うことにした。シャープの11Wボール形電球DL-L81AN2個と、東芝の8.7W一般電球形LEL-AW8N 一つ。設置位置を分散して、室内に満遍なく配光する。さらにリモコン付アダプタを噛ませて、室内のどこからでも(具体的には、いつも座っている机の前から)簡単にオンオフできるようにした。
なんだかんだで2万円近くかかったが、快適になった。
いくつかの教訓。
LED電球の販売価格には店によって大変なばらつきがある。楽天で見ても、最安値と最高値で3000円位の差がある。平均7000円前後の商品でこの価格差はかなりのものだといえる。LED電球を買う際には事前によくリサーチしよう。
LED電球はFMラジオにかなりのノイズを入れる。特にシャープのほうはひどかった。室内アンテナで聴取している人はアンテナの設置場所に工夫を凝らす必要があるかもしれない。
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